2006-08-13から1日間の記事一覧

田中隆吉、『敗因を衝く 軍閥専横の実相』、中公文庫

前掲『東京裁判への道』の主役の一人、元第一軍参謀長、陸軍兵務局長たる田中隆吉少将による「真相暴露」もの。オリジナルは46年に出版されたが、「序」の日付は45年9月24日(!)となっており、また45年12月18日の『東京新聞』に「開戦前後の真相―敗北の序…

粟屋憲太郎、『東京裁判への道』(上・下)、講談社選書メチエ

1983年のシンポジウム「『東京裁判』国際シンポジウム」に参加して以来米国などで東京裁判関連資料の発掘にあたってきた著者が、1984年から『朝日ジャーナル』(!)に「東京裁判への道」というタイトルで連載していた原稿をもとに、その後発掘された新資料…