なにをいまさら…

各社が報道しているが、とりあえず北海道新聞から

フセイン政権 「アルカイダと無関係」 米議会報告書 開戦「大義」を全否定


 【ワシントン8日共同】米上院情報特別委員会は八日、イラク戦争をめぐるブッシュ米政権の情報活動に関する報告書を公表、同政権が指摘した旧フセイン政権と国際テロ組織アルカイダの結び付きを完全に否定した。ブッシュ大統領が現在も主張するイラク聖戦アルカイダ組織の指導者ザルカウィ容疑者(六月に殺害)と旧政権とのつながりについても、協力関係はなかったと結論付けて、ブッシュ政権が掲げた開戦の「大義」を根底から覆した。


 イラク開戦を正当化し続けるブッシュ大統領の主張と真っ向から対立する報告書が出たことにより、国内外での同大統領不信に拍車がかかりそうだ。


 旧政権とアルカイダの関係をめぐっては、中央情報局(CIA)元高官らが、協力関係はなかったと証言しているほか、中枢同時テロを調査した独立調査委員会がイラクの関与を否定しており、報告書はこうした流れを確定する内容だ。


 報告書は、開戦後に行われた旧フセイン政権高官らの聴取結果など、CIAが二○○五年にまとめた機密情報の分析結果などを基に作成。「フセイン(元大統領)はアルカイダに不信感を抱き、脅威とみて、支援要請をすべて拒絶してきた」と指摘した。


 イラクで日本人らを拉致、殺害した組織を率いたザルカウィ容疑者についても、元大統領が「無法者」とみなしていたと強調。同容疑者が○二年にイラクに滞在した際には、旧政権が拘束を試みたとし「ザルカウィと関係を持ったり、かくまったり(活動を)黙認することはなかった」と結論付けた。

なにをいまさら、のひとことですな。開戦前から言われていたこと。ほんと、日中戦争と類似点が多い。当然、アメリカを支持した日本政府の責任われる。