「小倉侍従日記」

文芸春秋』4月特別号に掲載された「小倉侍従日記」。半藤一利の解説つきで118ページから190ページまで。もちろん全文掲載ではなく抜粋。表紙には「衝撃の新発見」とあるがこれはまあこの種のものが雑誌に載るときのお約束のようなもので、ざっと目を通した限りではこれまでの通説を覆すものではなく補強するもの、という印象を受けた。
宇都宮大将の日記発見が報じられたのがほんの半月前だが、このようなかたちで残っていて未発見(未発表)の史料もまだいろいろあるのだろうな。