宇都宮大将日記、刊行開始(追記あり)

先に発見が伝えられていた宇都宮太郎大将(朝鮮軍司令官など)の日記が『日本陸軍とアジア政策 陸軍大将 宇都宮太郎日記』(全3巻)として岩波書店から刊行される(宇都宮太郎関係資料研究会編)。第1巻は1900年、1907年〜1911年まで、1912年から1921年までが残りの2巻に収録される。


追記:さっそく買ってきた。紹介しそびれていたが、宇都宮太郎大将は月刊誌『軍縮問題資料』の刊行など平和運動で知られる故宇都宮徳馬参議院議員の父である。徳馬氏の議員在職中に編者らが所蔵資料の整理を行なう許可を得たものの、徳馬氏の死去によって作業開始が2002年になったとのこと。函入りの立派な装丁なのに6,400円と(この種のものとしては)さほど高くない。