河村たかし、再び

コメント欄でpipisanさんが紹介してくださっていますが、さる2月の名古屋市議会で共産党のわしの恵子市議が歴史認識に関する河村市長の見解をただす質問をしています。南京事件については日中双方に証言者がいることを指摘し、さらには1月に公表された「日中歴史共同研究」の報告書を引き合いに出しています。これに対して市長は正面から答えることなく、“私が間違っとると言われましたけど、共産党が間違っとるいう説も多い”“千歩譲ればあと50年経たないとあの戦争のことはわからない”(いずれも大意)といった答弁をし、自民党の市議団から支持の声を受けていました。安倍政権時代に決まったメンバーでの共同研究で虐殺、性暴力、略奪というの実在を認めたことをどう受け止めているのか聞きたいところですが、避けて通られてしまいました。