産経は「朝日の自虐」をなぜ止めないのか?

日本人にとって、自らが所属する国家たる日本の過ちについては「学ばない、裁かない、反省しない」の「3ない」主義を強く主張し、それに反すれば「自虐」だとするのが『産経新聞』の常日頃の論調であります。にもかかわらず、なぜか『朝日新聞』のなかの人々に対しては自分が所属する組織の誤りを(誤りでないものについてまで)徹底的に反省することを要求しているようです。
産経新聞』が自らのアイデンティティに忠実であるためには、『朝日新聞』に対しても「誤報なんて気にするな。なかったことにしろ。証拠はシュレッダーにかけろ。指摘されても無視しろ。無視しきれなかったら『よそもやってた』と言え。間違っても責任者の処分なんてしてはならない」とアドバイスすべきなのではないでしょうか?