“日本を貶め”続ける日本人を支援する産経新聞

産経新聞』で元在特会幹部の山本優美子氏が【山本優美子のなでしこアクション】という連載を、「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想」と国会でぶちあげた杉田水脈氏が【杉田水脈のなでしこリポート】と題する連載を、それぞれ始めていたことには気づいていたのですが(それにしても「なでしこ」しか思いつかないのか?)、さらに GAHT の目良浩一氏まで【目良浩一の米西海岸リポート】なる連載を始めていたとは。
産経新聞の原稿料がどんなもんか知りませんが、まあこれだけで喰っていけるようなものではもちろんないのでしょう。しかしこうして連載を持つことで山本氏は元在特会という経歴のロンダリングをいっそう進めていくことができます。落選中の杉田氏にとって返り咲きを狙うなら原稿料もらって写真と名前が新聞に載るというのはありがたいことでしょう。で、目良氏はといえば、難航している訴訟へのさらなる寄付を募ることができる、というわけです。
目良連載の第1回を見ると控訴審での成果が華々しく発表されています。曰く、「控訴審の主な争点は、原告に訴訟を起こす資格があるのかという点にありました。第一審では「原告は資格が無い」とされましたが、高裁では何とかわれわれの正当性が認められる可能性が高まったと思われます。」 目良氏の読みを素直に信じたとしてもようやく「門前払いされずに済みそう」というところにたどり着いただけ、ということですね。
面白かったのは「弁護士費用を値切れといった質問・助言も受けます」という部分です。ぼちぼち金をめぐる争いが起こるかもしれませんね。