『毛沢東の対日戦犯裁判』

タイトル通り中国共産党政府による日本人戦犯(容疑者)の処遇をテーマとしたもの。比較的最近の刊行で入手しやすい類書としては岩波新書の『中国侵略の証言者たち』などがありますが、本書は第5章と終章で元戦犯(容疑者)たちの戦後(中帰連の分裂と再統合の経過を含む)についてもある程度詳しく紹介されているのが特徴です。