第10回「真の近現代史観」懸賞論文、結果発表

コメント欄にて gansyu さんがご指摘になったように、第10回アパ懸賞論文の受賞者が発表されました。
最優勝賞は稻恭宏(東京大学)の「日本は低線量率放射線医科学によって復活し人類と地球を救う」で、一体どこが「近現代史観」やねん? という感じですが、すでに第4回で札幌医大の高田純が受賞していますから、「たまには原子力安全キャンペーンにも金を」ということなのでしょう。有名な歴史修正主義者としては水間政憲南京事件否定論ネタで優秀賞、日本会議つくる会メンバーで、百田尚樹ヘイト本『今こそ、韓国に謝ろう』の監修者として名前の出ている松木國俊が佳作に入賞しています。
あと、佳作受賞者のなかにアパグループ法務室長の肩書をもつ人物が入ってるのですが、アパホテルコンプライアンスが心配になります……。