お礼

共同声明文の後にハンドルとURLが記載されているのは私を入れて24名ですが、すでに賛同署名用のエントリには(26日午後午後10時の時点で)16名の方がコメントしてくださっています。週末に時間がとれず英語版の完成が遅れておりましてお詫びせねばなりませんが、レオンシス氏のブログ等で告知した時点でより多くの方に署名していただけていればそれはそれで効果があってよいのではないか、とも思います。
「共同」声明として発表する以上賛同した人間全員の共同行為ですから、言い出しっぺとはいえ感謝の意を表するというのは僭越になりますが、あえて。リアルな組織の裏づけもないのにここまでこぎつけるうえでのご協力に感謝いたします。

kaetzchenさんへ

呼びかけ文の転載ありがとうございました。
ちょっと1点気になることがありますのでご連絡をば。コメント欄で申しあげるのがスジなのですがコメント投稿にはgooのIDが必要で、他に使う予定のないIDをむやみに増やすと管理が行き届かなくなるおそれがあって好ましくないので、こういうかたちで失礼します。

(…)最初は共産ゲリラを殲滅するだけの作戦が,いつの間にか子どもを含む男子の一斉虐殺へと命令が変わっていた。(…)

第二次上海事変〜南京攻略戦は実態としても日本軍の認識としても国民党系の部隊を相手にした戦闘であって、「共産ゲリラ」の殲滅が目的ではなかったし、兵士たちの認識としても敵は「共産ゲリラ」ではありませんでした。共産党系の部隊を相手に戦ったのは主として華北の戦場です。また、子ども(女児を含めて)が殺されたという証言は確かにありますが、「子どもを含む男子の一斉虐殺」が「命令」によって行なわれたと言いうるかはかなり疑問です。第十軍の柳川司令官が杭州湾上陸直後に「山川草木、全部、敵なり」と訓示したと伝えられてはいて、非戦闘員をも敵視する戦争の特徴が南京攻略戦にみられるのは確かですが、子どもや老人の殺害は掠奪や強姦などに付随して発生したものであって公式の命令にはよらないものだと考えるのが妥当でしょう(ただし、青壮年男子の連行・殺害については公式の命令によるものであることが資料によって確認できます)。マレー半島では「支那人及英国人は老若男女を問わず徹底的に掃蕩す」という命令が出ていたことを示す文書が見つかっていますが、南京攻略戰に関しては現時点でそれに類する文書は発見されていないはずです。