2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
反歴史修正主義クラスタと反排外デモクラスタ(というおおざっぱなくくり方をとりあえずするとして)との対立について。前者から後者への批判は「それでは差別と戦うことにならない」という論理を基調としており、レイシズムや排外主義との戦いが歴史修正主…
msn産経ニュース 2013.10.23 「秦郁彦氏 慰安婦で寝た子起こしたのは誰」 タイトルを見ただけで読むに値しないことはわかってしまうのですが、そこをぐっと我慢して読み続けるととんでもないことが書かれています。 92年1月11日付朝日新聞は1面トップ…
2013年10月25日(金) 午後6時半〜 「【国連人権理事会参加報告】世界は「慰安婦」問題の解決を求めている!日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク」 会場等の詳細はリンク先をご覧下さい。 なお、当日「そよ風・関西支部」と「愛国矜持会」という2つの差…
先日、中国戦線における日本軍の兵站に関する話題がTLにちらほらと流れてきていたので。 「中国は陸続き」と言ったって機械化の遅れた日本軍のこと、まして制空権も奪われた大戦末期になれば兵站線の確保は容易なことではない。 第27師団の中隊長として大陸…
誰かの妄想・はてな版 「日中戦争・中国に負けていないという日本の虚構」 この「虚構」の蔓延ぶりを示す実例をば。 雑誌『丸』(潮書房)の別冊特集「太平洋戦争証言シリーズ」の第12号(1987年7月)のタイトルは「不敗の戦場」でございます。表紙右は、194…
私は昨年の8月に書いた「河野談話」について知っておくべきたった六つのこと(三分で読めるよ!)」というエントリにおいて、次のように指摘しておきました。 (6)「河野談話」は朝鮮半島以外での「慰安婦」の徴募や「慰安所」の実態についての十分な調査に基…
http://www1.e-hon.ne.jp/content/toshoshimbun_2013_syohyou_3125_1-1.html ↑での『戦争社会学の構想』の紹介を読んで、同書の編者のうち2人が編者となった本を借りてきました。 野上元・福間良明編、『戦争社会学ブックガイド―現代世界を読み解く132冊』、…
去る8月4日にアップした、「河野談話」についての初期報道をとりあげたエントリにおいて、日本経済新聞8月5日朝刊の社説を見落としてとりあげ損ねていました。「誰でも予想する通り3紙の中では一番簡単な扱い」などと書いてしまってお恥ずかしい限り。 「戦…
【突破する日本】日中韓で異なり過ぎる歴史観 韓国はファンタジー 中国はプロパガンダ タイトルを見ただけで「あっ、ブーメランだ」と予想がついてしまう安定した産経クオリティのコラムですが、旅順虐殺事件に関して「その際の日本政府の見事な対応は、次回…
山田朗、『日本は過去とどう向き合ってきたか 〈河野・村山・宮沢〉談話と靖国問題を考える』、高文研 近代日本の軍事史の専門家による、歴史修正主義批判の入門書。I章〜IV章のタイトルは次の通り。 I 〈河野・村山・宮沢〉歴史認識三談話をめぐって──政界…