主要エントリリスト(「慰安婦問題は朝日の捏造!」説関連)

捏造された「朝日新聞の捏造」? 偽の論点による偽の反論(の・ようなもの) 池田信夫の捏造 「朝日新聞の捏造」論について 朝日新聞の「慰安婦」報道の実態 1992年1月の「慰安婦」問題報道・3紙比較 恐るべき朝日新聞の洗脳力 「池田信夫の捏造」完全版(エ…

主要エントリリスト(その他)。

「バターン死の行進」問題まとめ――「ネタ」のシニシズムについて 過去2週間の話題を巡って(12日追記) 「痛切さ」を欠く「仕方なかった」言説 『アウシュヴィッツの<回教徒>』 戦争犯罪についての開き直り/シニシズム 刑事事件の証拠評価と歴史学の証拠…

主要エントリリスト(南京事件関連)

固有名詞としての「南京大虐殺」 南京からベイルートへの道 南京事件否定論の背景と日本政府の不作為 「南京事件はマボロシだ」ということを証明せよ、という要求は「悪魔の証明」の要求ではない 南京事件否定論と本質主義 14万人と7万人、30万人と… 「命令…

主要エントリリスト(日本軍「慰安婦」問題関連)

「河野談話」について知っておくべきたった六つのこと(三分で読めるよ!) 台湾における「慰安婦」の強制連行 無責任きわまりない「河野談話撤回」論者たち 「完全否定」なんてブチあげていいの? 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな…

連絡先

メールアドレスは apesnotmonkeys@gmail.com です(@を半角に変えてください)。

戦争トラウマと家庭内暴力

digital.asahi.com 公認心理師の信田さよ子さんへのインタビュー記事。当ブログではかねてから、戦後の日本社会が加害体験を「個人化」してきたことの問題点を指摘してきたが、PTSDについて専門的な知見を持つ信田氏でさえ2018年に中村江里氏の『戦争とトラ…

「政治的」なのはどちらか?

www.sankei.com 「群馬の森」にある朝鮮人追悼碑が、歴史修正主義者たちの要求に乗じて(そう、“屈して”ではなく)群馬県によって撤去されようとしている問題。県議会が全会一致で賛同したという建立の経緯から碑それ自体を問題にはできないものだから、追悼…

年末を迎えて

このブログの前身を iblog でつくったのが2004年なので今年で20年ということになります。もっとも2004年の末にスタートしたので実質的に20年となるのは来年の末ですが。 更新頻度もすっかり落ちて最近はなんとか「毎月更新する」というラインを守るのが精一…

『南京事件と新聞報道』

-上丸洋一『南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったか』、朝日新聞出版、2023年 publications.asahi.com 元『朝日新聞記者』の上丸洋一氏が先月刊行したのがこの『南京事件と新聞報道』。いかにも元新聞記者らしく、当時の新聞報道をひろ…

ブックレット『日本の植民地支配』

-水野直樹・藤永壯・駒込武『日本の植民地支配 肯定・賛美論を検証する』、岩波ブックレット No.552、2001/2023 『日本の植民地支配 肯定・賛美論を検証する』水野直樹/藤永壮/駒込武 編(岩波ブックレット)重版分が入荷しました。大好評『検証 ナチスは…

「“玉砕”の島 語られなかった真実」

「前編・テニアン島」「後編・サイパン島」の二部からなるドキュメンタリー。 www.nhk.jp 民間人の犠牲者を多数だした戦場が題材ということで「加害」に関する話題が出るとは期待していなかったのだが、サイパン島で妹を亡くした女性がチャモロ人のガイドに…

「中国人元『慰安婦』を支援する会」、活動終了

中国の日本軍性暴力被害者を長年支援してこられた映画監督・班忠義さんを中心とする「中国人元『慰安婦』を支援する会」が活動を終了したことを伝える記事が東京新聞に掲載されていました。 www.tokyo-np.co.jp 『ガイサンシーとその姉妹たち』の上映会でお…

今年の「9月18日」

今年の「9月18日」の翌朝、グーグルのニュース検索で「柳条湖事件」を検索した結果のスクリーンショットを撮りました。 「柳条湖事件」ニュース検索結果 「7月7日」や「12月13日」と同様に、柳条湖事件そのものではなく中国の「式典」にしか関心がないことが…

2023年夏の「戦争番組」より

アジア・太平洋戦争関連の(「アジア・太平洋戦争」という表記を用いることは稀ですが)コンテンツがピークを迎える8月15日が過ぎました。まだ「ひと通り見ただけ」の番組も少なくありませんが、期待外れと期待以上の番組について簡単な感想をば。 放送日程…

国会図書館「デジタルコレクション」の恩恵

著作権が消滅した資料をデジタル化して利用可能にする国立国会図書館の「デジタルコレクション」が近年大幅に拡充されたことはご存じの方も多いかと思います。国会図書館に出向かなくても自宅から閲覧できる資料が増え(利用者アカウントは必要なケースが多…

86年目の7月7日

盧溝橋事件の発生から86年となる今年も、七夕の翌日にグーグルのニュース検索で「盧溝橋事件」を検索してみました。 2023年7月8日の「盧溝橋事件」ニュース 節目の年でもありませんので成果に乏しいことは予想通りです。しかし毎回思うのですが、単に中国で…

生体解剖事件資料、九大での収蔵を遺族が拒否

digital.asahi.com 九大生体解剖事件の関係者が残した資料の受け入れを検討していた宇佐市が同市に関連するものがないとして受け入れを断念(地方自治体が公金を支出して管理するなら当該自治体に縁があることが条件になる、というのはやむを得ないところで…

毎日新聞、「戦中写真アーカイブ」公開

さる6月12日、毎日新聞はかねてから準備中で2025年の完成を目指している「戦中写真アーカイブ』の特設サイトを公開しました。 mainichi.jp 戦場写真はきわめて訴求力が強くSNSでも出所や真贋が怪しいものを含め多くが流通しています。そのため歴史修正主義の…

次回教科書検定以降広島・長崎の原爆犠牲者数は「不明」となる……はずですよね?

www.tokyo-np.co.jp 従来広島及び長崎の原爆による犠牲者数については広島市および長崎市による推計があるだけで、日本政府の責任において調査がなされたことはありません。広島サミットを控えて辻元清美・参議院議員が「岸田文雄内閣総理大臣の広島・長崎に…

ただの厄介払いに歓喜するひとびと

昨年書いた「85年目の12月13日」という記事に噴飯もののコメントが付いていました。 たけぞう 誠に残念です・・・ 外務省ホームページの、南京戦で「非戦闘員の殺害があったことは否定できない」との記述の根拠を質問したところ、林外相は「外務省が作成した…

「……とされる」の極限

もう先月のことになりますが、『毎日新聞』のウェブ版に面白そうな記事がありました。 mainichi.jp (アーカイブはこちら) 熊本県宇城市の墓地に墓石に刻まれた文字の一部が削り取られた墓があり、日中戦争初期に戦没した兵士の墓らしい……。45年の敗戦時に…

右翼の横やりで「お蔵入り」になっていた証言ビデオ、公開へ

www.tokyo-np.co.jp (アーカイブ) 東京都が1990年代に収集しながら大部分が非公開となっている東京大空襲など戦争体験者330人の証言ビデオについて、都は113人分を新たに公開することを決めた。21日夜の都議会代表質問で表明した。新たな公開は22年ぶり。…

「基地の街 女たちの声なき声

-NHK BS1 2023日2月19日放送 BS1スペシャル「基地の街 女たちの声なき声〜あるアメリカ人弁護士の闘い〜」 www.nhk.jp アメリカの各州に存在している養育費の徴収制度を利用して沖縄のシングルマザーたちを(しばしば無償で)支援してきたアネット・キャラゲ…

昨夏の番組から

年末年始に多くの番組を録画したせいでHDDレコーダーの空き容量がかなり減ってしまったので、「録画したけど観ていなかった番組」「観たけど円盤に焼いていなかった番組」を消化する作業をしたのですが、そうした番組からいくつかご紹介。 まず昨年8月3日放…

「ラジオ深夜便 戦争の記憶に耳を傾けて40年」

www.nippyo.co.jp 長年日本軍の捕虜になった経験を持つ連合国元将兵などへの聞き取りを続けてこられた岡山大学の中尾知代さんが今年の7月にこれまでの研究の集大成となる書籍を刊行されています。 昨年の8月15日に NHK 総合の「目撃!にっぽん」枠で放送され…

85年目の12月13日

南京事件に関して「12月13日」を焦点化することは、それ以前に農村地帯で行われていた虐殺を後景化してしまうおそれがありますが、象徴となる日付を選ぶとすればこの日であろうというのもたしかです。 7月7日や9月18日と同様、日本のマスメディアは「中国で…

「西松和解」についての長文記事

いわゆる「徴用工問題」においては被告である日本企業が和解に応じない姿勢を示した為抜き差しならない状態になってしまったわけですが、共同通信が11月25日付で西松建設と中国人強制連行被害者との和解に関する記事を配信しています。 nordot.app 日本企業…

わからないなら教えてあげましょう

ロシア軍がまた派手に焼夷兵器を使い始めたけど、十数年前にアメリカ軍が白リン弾を使った時には大騒ぎして反対していた連中が全員だんまりなのは本当にどういうことなのかな・・・ — JSF (@rockfish31) 2022年11月20日 まず第一に、アメリカやイスラエルが…

2冊の『通州事件』

今年は通州事件と題する書籍が2冊(歴史修正主義者によるものを除いて)刊行されました。 -広中一成『増補改訂版 通州事件』、志学社、2022年7月 -笠原十九司『通州事件 憎しみの連鎖を絶つ』、高文研、2022年9月 広中版『通州事件』は2016年に星海社新書と…

「夏の戦争番組」追記

先日肯定的にとりあげた8月20日放送のBS1スペシャル「戦禍のなかの僧侶たち〜浄土真宗本願寺派と戦争〜」ですが、ひとつ書き忘れていたことがありました。ナレーションが近年ネトウヨ的言動の目立つ世良公則だった件です。そうした言動を知らずに起用したの…