沖縄戦

NNNドキュメント(6/21)「封印〜沖縄戦に秘められた鉄道事故〜」

6月21日深夜(22日未明)、日本テレビ系列のNNNドキュメント'20で「封印〜沖縄戦に秘められた鉄道事故〜」が放送予定です。 清水潔さんの担当回のようです。 さて、ここでお知らせです。今週末、日曜日深夜はNNNドキュメントをぜひ。一年近く取材してました…

第32軍軍法会議処刑者目録に関する報道についてメモ

沖縄タイムス 2013年3月26日 「旧日本軍 沖縄での軍法会議、性処罰ゼロ」 この記事で言及されている林教授の論文については入手次第またご紹介するつもりですが、記事のなかの「一方、中国の日本軍の軍法会議では強姦、略奪、住居侵入など住民に対する犯罪が…

地上戦体験(の不在)について

昨晩放送された ETV特集の「沖縄戦 心の傷〜戦後67年 初の大規模調査〜」。米軍基地の存在が沖縄戦体験を想起するきっかけになることが多い、また沖縄戦ではなく戦後に起きた米軍からみの事件や事故が外傷的な体験になっている人もいるなど、これが「いま…

「自殺多発…自衛隊の闇」ほか

29日放送の「証言記録 兵士たちの戦争」シリーズ、「沖縄 終わりなき持久戦の結末 〜陸軍第24師団〜」。同師団からは南方へ派遣する部隊を組織するために一部が抽出されており、それを現地召集者で埋めたため、北海道(旭川歩兵第89連隊、同連隊から抽出さ…

25日放映「証言記録 兵士たちの戦争」(追記あり)

1月25日(日) NHK BShi 23:00〜23:45 証言記録 兵士たちの戦争「フィリピン・シブヤン海“戦艦武蔵の最期”」 不沈艦と呼ばれた戦艦武蔵。しかし航空戦が主体となった太平洋戦争では、絶望的な戦いを強いられることになる。元乗組員の証言から、巨大戦艦・武…

続・田母神問題、沖縄戦「集団自決」訴訟高裁判決への反応ウォッチング

「続」といっても前回は田母神問題にまで進めなかったのですが。というわけでさっそく櫻井よしこさんにご登場頂きましょう。題して「航空自衛隊の前幕僚長の論文は全体像把握に必要な知的努力」(http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2008/11/15/「航空自衛…

田母神問題、沖縄戦「集団自決」訴訟高裁判決への反応ウォッチング

フェアプレイにはまだ早い、ということで。今回は櫻井よしこ高裁判決をDisるの巻。 http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2008/11/13/「沖縄集団自決、高裁判決を疑う」/ 右の高裁判決に目立つのは深刻な論理矛盾である。裁判所では通じても、世の中に通用し…

「沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会」側の主張

先日産経新聞のとある記事の見出しを(ちょっと大人げなく)あげつらいましたが、この「○○の会」の類いの名称というのもけっこう難しいものですな。事情を知っていればわかるものだとはいえ、「沖縄集団自決冤罪訴訟」を虚心に読めば「集団自決」が「冤罪」…

沖縄戦「集団自決」訴訟第二回口頭弁論

被告側の支援団体は「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」と呼称し原告の支援団体は「沖縄集団自決冤罪訴訟」と呼称している裁判の控訴審、第二回口頭弁論が来る9月9日に行なわれますが、大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会は同日午後6時30分から報告…

『沖縄戦の全学徒隊』

ひめゆり平和記念資料館編、『沖縄戦の全学徒隊』 先日ご紹介した資料集を入手いたしました。資料集自体は1,200円ですが、私の場合300円ほど送料がかかりました。A4サイズで250ページを越え、年表、地図、関連法規、用語集、戦没者名のリストなどが収められ…

沖縄戦における警察の役割

参考 http://ianhu.g.hatena.ne.jp/nagaikazu/20080525 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080126/p2#c また、「軍の指揮命令権は住民には及ばない」というのが沖縄戦での「集団自決」に関する軍の責任を否定する論者のロジックである、ということも念頭におく…

「証言 集団自決〜語り継ぐ沖縄戦」

録画しておいた5月30日(31日未明)放送のドキュメンタリースペシャル、「証言 集団自決〜語り継ぐ沖縄戦」をみました。登場する生存者の多くが最近刊行された『証言 沖縄「集団自決」−−慶良間諸島で何が起きたか』(謝花直美、岩波新書)の証言者と重なって…

永井和さんの「沖縄戦について―戦時警備と総動員警備、軍命令の2種類」

この数日トラックバックが多いもので、nagaikazuさんがまとめてくださった「沖縄戦について―戦時警備と総動員警備、軍命令の2種類」のトラックバックが一覧から消えてしまいそうになっていますので、こちらで告知させていただきます。

ドキュメンタリースペシャル「証言 集団自決〜語り継ぐ沖縄戦」

読売テレビ 5月30日24:55(31日0時55分)〜 「証言 集団自決〜語り継ぐ沖縄戦」 日テレでの放送はないようです。

NHK BShi 証言記録 兵士たちの戦争「沖縄戦 住民を巻き込んだ悲劇の戦場」

番組サイトはこちら。 総員約3,000名のうち9割以上が戦死したという歩兵第32連隊(第24師団)の生存者からの取材。以下、特に印象に残った証言を箇条書きで。ただし、登場した生存者のうちもっとも階級が高いのが元曹長で将校は一人もいないため、個々の証言…

沖縄で米軍の遺棄化学弾?発見

昨日の夕刊では、旧日本軍の遺棄化学兵器処理事業にからむパシコン(PCI)事件*1で荒木容疑者が逮捕された(特別背任容疑)ことが伝えられたが、今朝の朝刊では沖縄で米軍の遺棄化学弾(迫撃砲弾)らしきものが見つかった、との報道が。 沖縄に遺棄化学弾? …

大江・岩波裁判(沖縄戦「集団自決」裁判)判決全文

被告支援団体のサイトで大阪地裁の判決全文が公表されています。リンク先はPDFファイルで14MBほどあるようですのでご注意ください。 なお、ni0615さんが判決全文の電子化にとりくむ旨表明されています。 http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/1064.ht…

沖縄戦「集団自決」訴訟

「沖縄ノート訴訟」判決、元隊長側の訴えを退ける asahi.com 2008年03月28日 太平洋戦争末期の沖縄戦で、旧日本軍が住民に集団自決を命じたとした岩波新書「沖縄ノート」などの記述で名誉を傷つけられたとして、元戦隊長と遺族がノーベル賞作家の大江健三郎…

「軍命令」をめぐって

沖縄戦における「集団自決」をめぐる教科書検定問題については、これまで福田内閣の姿勢を「融和的」と評してきたわけだが、結局のところ「直接的な軍の命令だったことを示す根拠は確認できない」(強調引用者)という姿勢は崩さなかったようだ。強調箇所は…

『沖縄戦 米兵は何を見たか』

吉田健正、『50年後の証言 沖縄戦 米兵は何を見たか』、彩流社 沖縄戦50周年を期に米軍の公文書、参戦将兵へのインタビュー、アンケートなどから「米軍の見た沖縄戦」、特に米軍と沖縄の住民との関係を描き出そうとした試み。 筆者の予想に反して、最前線で…

「歴史主体」論争をふりかえって

鉄血勤皇隊については資料を読み込んでからまた改めて追記する予定だが、それとは別件で。 加藤典洋と高橋哲哉の間で行なわれたいわゆる「歴史主体論争」を契機に戦争責任、戦争犯罪、戦後補償問題に関心をもった、というひとは少なくないように思う。私にと…

林博史・関東学院大学教授の意見書

沖縄戦「集団自決」に関して文部科学省に提出された林教授の意見書をネットで読むことができます。こちら(リンク先にPDFファイルへのリンクがあります)。

鉄血勤皇隊——少年たちはなぜ「招集」されたのか

鉄血勤皇隊についてのこのエントリが林博史先生のお目にとまったらしく、メールにて情報と資料を提供していただきました。お礼申し上げるとともにここで紹介させていただきます。なお、引用文以外の文責、および引用のしかたに関する責任はもちろん私にあり…

『前衛』1月号、『世界』臨時増刊

『論座』と『世界』の08年1月号で南京事件70周年にちなんだ特集が組まれていることは青狐さんがすでに紹介されているので、ここでは別のものを。まずは『世界』が沖縄戦問題特集の臨時増刊号を出している。「沖縄戦と「集団自決」―― 何が起きたか、何を伝え…

第32軍司令部の実態

米国陸軍省編の沖縄戦史、『沖縄 日米最後の戦闘』(外間正四郎訳、光人社NF文庫)を読んでいると、当初の長期持久戦の方針を覆して第24師団を主力とした積極反攻を決定した5月2日の第32軍の作戦会議について、「酒は流れるようにくみかわされ、会議は次第に…

10月2日付けエントリのコメント欄について(続き)

ni0615さんのコメントが制限に引っかかって非表示になっておりますので、転載させていただきます。 ni0615 『ほらほら、あなたが努力しても引用できないことで証明されましたね。 曽野綾子はさんざん赤松嘉次に密着会話しながら、 当の本人から 『「自決する…

10月2日付けエントリのコメント欄について

例によって一日のエントリあたりのコメント量の限界に到達したようです。「教科書に「軍命令説」が書かれてきた」という誤った事実認識を前提として粘着コメントを続けている人物がいますが、彼がこのデマをデマと認め撤回・謝罪しない限り私は相手にしませ…

長勇第32軍参謀長の談話

文部科学省お墨付きの『沖縄戦と民衆』(林博史、大月書店)より。 長参謀長は新聞紙上で次のように住民を煽った。 「ただ軍の指導を理窟なしに素直に受入れ全県民が兵隊になることだ。即ち一人一〇殺の闘魂をもって敵を撃破するのだ」、「従って戦場に不要…

「鉄血勤皇隊」などの資格について(追記あり)

こちらのエントリのコメント欄でのご質問&情報提供を受けて。『沖縄一中 鉄血勤皇隊の記録―証言・沖縄戦』(兼城一、高文研)には鉄血勤皇隊の隊員が「軍人か、軍属か」ということにつき国会でも議論になった、とあったので議事録を調べてみました。 昭和30…

「沖縄戦についての質問と議論」掲示板

http://tree.atbbs.jp/pipopipo/index.php?mode=treepippoさんのご提供です。「実証的な議論をする場」ですが「お気軽にどうぞ」とのことでもありますので。