2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧
秦郁彦氏といえば、こんな発言もしてます。 秦 全体主義国家と民主主義国家のどこで違いが出てくるかというと、民主主義国家では言論の自由がありますから、自国の軍隊といえどもひどいことをしたら、自国民の中から批判の声が出てくるんです。 とくに女性の…
昨日のエントリ(『陰謀史観』)に mujin さん(ツイッターでは yunishio さん)からいただいたブコメです。 mujin 歴史修正主義, 陰謀論, 秦郁彦 このエントリでは秦氏の慰安婦問題の関わりかたを氏の女性観に帰しているように思えるけど、しばしば一般向け…
昨年の10月に吉見義明・中央大学教授が大阪で行った講演の書き起こしを掲載しているサイトを紹介するツイートが私の TL にリツイートされてきたので、既読ではあったが(というよりその講演を聞いていたのだが)改めて読み直していたところ、けっこう重大な…
秦郁彦、『陰謀史観』、新潮新書 分析の対象となっているのは「明治維新に始まる近代日本の急速な発展ぶりが生みだした陰謀史観」(11ページ)なので、田中上奏文やバーガミニ(本書では「バーガミーニ」)の著作などにも言及があるが、意図してであれ結果と…
メーリングリストにて紹介依頼がありましたので。 1932年の平頂山事件に関するオンライン資料館が開設されております。 http://heichouzan.com また昨年9月には柏書房から『平頂山事件資料集』(井上久士・川上詩朗編)も刊行されています。なかなか個人で買…
あるいは、建国記念日と称する事実上の紀元節。
外村大、『朝鮮人強制連行』、岩波新書(1358) 昨年の3月に出た本だが、遅ればせながら読了。 著者のことばでは「朝鮮人労務動員」に絞った研究であり軍事動員(「慰安婦」を含む)についてはほとんど触れていないが、他方で著者自身「日本という国家の抱え…