本物のアホなのか安っぽいインチキ野郎なのか、判断に迷うケース

主要エントリリストを記した記事のコメント欄に興味深いコメントをカーツウェルさんから頂戴したのですが、議論には不向きな場所だったのでこちらに転載させていただいたうえでお答えしたいと思います。 従軍慰安婦の待遇のうち、外出の自由について、以下の…

「敗北」も正しく認識できない池田信夫

まあ池田信夫になにかを期待する方がアホですが。こんな駄文を書いております。 -アゴラ 2019年08月18日 「日本はなぜ慰安婦問題で韓国に敗北したのか」 「なぜ」って日本に勝ち目があると思ってたのかよとか、そもそも勝ち負けじゃないだろとか、基本的な発…

「ポストモダン・リベラル」の真髄を見た!

-BuzzFeedNews 2019/08/14 「東浩紀があいちトリエンナーレのアドバイザー辞任へ 「“表現の自由vs検閲とテロ”は偽の問題」 どこから批判すればよいのか迷うくらいの醜態ですが、ここでは東が「外交問題」やら「顧客の感情」やらをまるで自然発生した与件のよ…

「ガメカルト」ツイッターアカウントのリスト(2019年7月20日現在)

@03repairman@37325973@705_6xyz@9suvur@ann_ninn@apricotjaam@asiwnt@ayaaan8@BlueHauyne@cannasunchu36@camilo1222@ChikoOnimaru@chikurin_8th@cienowa_otto@coasmono_coacoa@Creo_que__@D_concinna@dogkuro@eigadaikirai@EmuronRupin@euca0@finishko@FKid…

パクリ亀のブザマな言い訳とチープな恫喝

すでに法華狼さんが詳細に報告されているので蛇足ではありますが。 画像の盗用を指摘されてひねり出した言い訳がこれなんですが、 archive.is 第一に当該のツイートは「返事」じゃないし、どこからどう見ても「間を置かずに」投稿する必要のある内容じゃない…

7月7・8日「盧溝橋」報道

先ほど調べた結果、「盧溝橋事件」に関する記事は日経新聞と、時事通信および時事から配信を受けたウェブニュースサイトの記事しか見つけることが出来ませんでした。そのいずれもが「新華社によると」という形式で独自取材はありません。内容的にはこれまた…

『中国戦線九〇〇日、四二四通の手紙』

-朝日新聞DIGITAL 2019年5月28日 「山梨)日中戦争 戦地の様子生々しく 手紙を書籍化」 「中国戦線九〇〇日、四二四通の手紙」と題された一冊の本が出版された。収められているのは、出征した日中戦争の戦地から若き兵士が留守宅の家族へ宛てた便り。約2年…

ガメ自身が予め封じていた「寓話」説

ガメの「ファランクス」の一部は「ゴボウ」デマを「あれは寓話だ」として擁護しようとしている。ガメ自身がさんざん「歴史記述」という土俵での自身の正当性を訴える(というか厚かましいことにマウンティングする)主張を繰り返していたことを考えるとこれ…

『主戦場』への遠吠えまとめ

先日ご紹介した山岡鉄秀に加えて、ケント・ギルバートが『正論』の6月号で負け惜しみを書いています。とるに足らない内容ですが、「性奴隷の定義がどんどん勝手に広げられていく」と「かつてのGHQの「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」のよ…

山岡鉄秀のインチキ

主として『朝日新聞』の英語版記事にいちゃもんをつけるというかたちで歴史修正主義運動に関わっている山岡鉄秀が、『Hanada』の6月号で映画『主戦場』への泣き言を言っています。 この映画で紹介されるのはすでに既知の主張ばかりですから山岡の“自称反論”…

鼎談「「マッカーサー証言」と戦後アカデミズムの退廃」

歴史修正主義にコミットしている学者のなかでも近現代史分野でのアカデミックな業績を残している数少ない例の一人が伊藤隆ですが、このひとは自分の業績に泥を塗る恐れのあるような“汚れ仕事”は慎重に避けているという印象があります。南京事件については否…

ギリシャの対独賠償請求

-時事ドットコムニュース 2019年04月20日 ギリシャ、独資産差し押さえ検討=戦争賠償で「最終手段」 すでに昨年には、ポーランドがナチス・ドイツによる占領の損害に対する賠償の請求を検討しているとの報道があったところです。 -朝日新聞DIGITAL 2018年9月…

問題は「誤訳」ではない

-AFPBB NEWS 2019年3月26日 「旧日本軍兵士を「英雄」とたたえ怒り招く、マレーシアで慰霊碑の撤去要求」 クダ州の観光委員会議長は「誤訳」を謝罪。看板は撤去したものの、慰霊碑自体の解体要求には応じず、「石碑は1941年以来ずっとそこにあるものだ。さら…

いまだ「百人斬り訴訟」の結果を否認し続ける yamamoto8hei

yamamoto8hei というツイッターIDを持つ、偽ユダヤ人ワナビーのことは当ブログの読者の方ならご存知かもしれません。かつて「一知半解」というハンドルで当ブログの「百人斬り」関連記事にコメントしていたこともありました。「て、ゆーか一知半解?」とか薄…

『世界』19年2月号

岩波書店の月刊誌『世界』の2019年2月号では第2特集として「戦争の記憶と向き合い続ける」が掲載されています。 ・裁かれた者の「記憶」と「記録」(内海愛子) ・強制労働問題の和解への道すじ――花岡,西松,三菱マテリアルの事例に学ぶ(内田雅敏) ・戦後…

「南京事件ー日中戦争 小さな資料集」「南京事件資料集」、サイト移転

みなさまごぞんじ、ゆうさんの「南京事件ー日中戦争 小さな資料集」と kk-nanking さんの「南京事件資料集」が、いずれもプロバイダのサービス終了に伴い移転されています。 新しいサイトはそれぞれ http://yu77799.g1.xrea.com http://kk-nanking.main.jp/i…

三・一独立運動から100年

間もなくやってくる3月1日は三・一独立運動(の始まり)から100年の日に当たります。ただでさえ「徴用工」判決で植民地支配の歴史が問われているときです。ほんとうであればメディアが積極的にとりあげなければならないはずですが、いまのメディア状況では絶…

『ナチスの戦争』

-リチャード・ベッセル、『ナチスの戦争1918-1949 民族と人種の戦い』、中公新書(ナチスの戦争1918-1949|新書|中央公論新社) しばらく前に全4章のうち3章まで読んだところで電車内に置き忘れてしまい戻ってこなかったので長らく中断していたのだが、先日…

韓国で被爆者手帳交付

-共同通信 2019年1月27日 「長崎市、韓国で被爆者手帳を交付」 http://archive.fo/GKlR4 去る8日の長崎地裁の判決に基づき、韓国人被爆者に対して長崎市が韓国で被爆者健康手帳を交付した、というニュースです。最初から交付すべきだったとは思うものの、控…

連載「東学農民戦争をたどって」

去る1月15日から週末を挟んで21日まで、『朝日新聞』夕刊紙上で全5回の連載「東学農民戦争をたどって」が掲載されました。担当は『『諸君!』『正論』の研究』の上丸洋一記者です。 (東学農民戦争をたどって:1)民衆抵抗の地、初対面で涙:朝日新聞デジタ…

グラン・カナリア島の原爆碑

Eテレの語学番組「旅するスペイン語」、今シーズンはスペイン領カナリア諸島が紹介されています。12月26日に放送された第13回では、こんな話題がとりあげられていました(年明け1月8日に再放送)。 グラン・カナリア島のテルデ市にはヒロシマ・ナガサキ広場…

「したとされる」はいつごろから?

7月7日、9月18日がそうであったように12月13日もまた「現地で追悼式典」云々という報道に終始した日本のマスメディア。『朝日新聞』なんかは14日朝刊にこんな記事を載せただけです。 さて、少なからぬ方が13日にSNSで批判的に指摘されていたのが、日本メディ…

BS1スペシャル「隠された日本兵のトラウマ〜陸軍病院8002人の“病床日誌”〜」110分版(追記あり)

NHK BS1 2018年11月25日(日) 午後10時00分〜(110分) BS1スペシャル 隠された日本兵のトラウマ〜陸軍病院8002人の“病床日誌”〜 以前に地上波で放送されたものの拡大版のようです。放送後にこのエントリに感想など追記したいと思います。 追記:放…

植村裁判札幌地裁判決について

元朝日新聞記者の植村隆氏が櫻井よしこ氏を訴えていた民事訴訟の判決が、去る11月9日に札幌地裁で言い渡されました。結果はみなさんご承知の通りで植村氏の請求が棄却されましたが、一審の結果がどうであれ実質的な決着の場が札幌高裁になるであろうことは、…

「報道しない自由」を謳歌する『読売新聞』

2014年8月以降、『読売新聞』が非常に浅ましい『朝日新聞』バッシングに加担してきたことはみなさんご承知のとおりです。その汚いやり口については、当ブログでもその一例を紹介しておきました。 さてその後、3つの右派グループが『朝日』を相手に起こした…

海自に甘かった戦後日本社会

産経ニュース 2018.10.11 【主張】旭日旗の掲揚 日本の「誇り」は譲れない あたりまえのことですが、問題の本質は「旭日旗」によって旧日本海軍との連続性を誇示してきた海上自衛隊の体質にあります。護衛艦の艦名がしばしば旧軍艦艇を踏襲しているのも同じ…

第十一回「真の近現代史観」懸賞論文、結果発表

昨日10月10日付で、アパの第十一回「真の近現代史観」懸賞論文受賞作と、新たにつくられたアパ日本再興大賞のノミネート作品が発表されました。後者は賞金が1,000万という大盤振る舞いです。 「真の近現代史観」の最優秀賞は「文明工学研究家」という“独自研…

朝日新聞「節目の9月18日」の報道

今年の9月18日も日本のマスコミは中国の記念式典を取り上げる記事ばかりでした。朝日新聞も「高官出席せず、対日関係重視か 中国で柳条湖事件の式典」という見出しだけで読むに値しないことがわかってしまいます。 さて、『朝日新聞』が「自虐」的な報道を繰…

ETV特集「アメリカと被爆者」

NHK Eテレ 2018年8月4日(土) ETV特集 シリーズ アメリカと被爆者 第1回「シュモーさんを探して」 NHK Eテレ 2018年8月11日(土) ETV特集 シリーズ アメリカと被爆者 第2回「“赤い背中”が残したもの」 日本の右派のイデオロギーからすれば「自虐」的な…

『読売新聞』の限界を露呈した「陰謀論」対談

『読売新聞』の2018年8月20日朝刊に「「陰謀論』蔓延 ゆがむ歴史」と題した細谷雄一×呉座勇一のゆういち対談が掲載されていました。細谷氏が「どちらかといえば、保守の側にアカデミックなトレーニングを受けた歴史家が少ない。一方でそれを求める読者は多く…