もう先週のニュースですが。
- 中日新聞 2015年6月22日 「1人でも戦争に反対しろ」 大本営作戦部長、親族に
敗戦時の参謀本部作戦部長だった宮崎周一の敗戦後の様子が姪の証言により紹介されています。
興味深かったのは「戦争とは大河の濁流のようなものだ。さおを一本、二本さしても止めることはできない」と語る一方で「戦争がまた起きそうなことがあったら、自分一人になっても反対しなさい」と語っていた、という点です。宮崎本人がどこまで突き詰めて考えた上で語っていたのかわかりませんが、「さおを一本、二本さしても止めることはできない」事柄だからこそ、一人ひとりが「自分一人になっても反対」するという気概が必要なのかもしれません。