積ん読解消計画
といっても計画倒れ必至なのですが。黙っていればわからないものを、「買った」ということだけエントリで報告した文献がいくつかあるので、そのなかから一冊でも、二冊でも正月休みに読めるとよいな、と。候補は次の通り。
- 小林英夫、『満鉄調査部の軌跡』、藤原書店
- ジークムント・バウマン、『近代とホロコースト』、大月書店
- 恵泉女学園大学平和文化研究所編、『占領と性 政策・実態・表象』、インパクト出版会
- マイケル・サラ+ミッチ・ウェイス、『タイガーフォース』、WAVE出版
- ヴォルフガング・シヴェルブシュ、『敗北の文化 敗戦トラウマ・回復・再生』、法政大学出版局
今年は日中戦争勃発70周年に加えて、各国議会の「慰安婦」決議、沖縄戦「集団自決」の教科書記述などがマスメディアでも大きく扱われ、その結果後回しにしてしまった本たちです。ひらい読みしただけの『第百一師団長日記』とか解題を読んだだけの『宇都宮大将日記』なんて大物も残ってるんですが…。読者のみなさまにおかれても、よろしければコメント欄で「正月休みに読む!」と宣言して励みにしていただければ、と(笑)
今年は本だけでなく、主に夏に録りためたドキュメンタリーにも未見のままHDDに溜まっているものがいくつも。昨日、ようやくNHKハイビジョン特集の「証言記録 マニラ市街戦〜死者12万焦土への1ヶ月〜」を最後まで見ました。もし再放送があればぜひご覧になるよう、みなさまにもお勧めしたい内容ですが、いくつか文献も当たってから改めてエントリにしたいと思います。
追記:さらに計画遂行を困難にする刺客が…注文していた Blade Runner の5枚組 Blu-Ray ボックスセットがこの年の瀬に届いてしまった! ファイナル・カット版のディスクにはなぜか(北米版なのに)音声解説の日本語字幕がついているという親切設計。