8月7日放送の番組

被災地では、もう一度最愛の人の温もりを感じたいと、瓦礫の中から写真を探し出そうとする姿がみられる。今から70年前にも家族の絆を引き裂いた忌まわしい出来事があった。1941年に勃発した太平洋戦争。「僕が戻らなかったら、弟と結婚しなさい…」93歳になる女性は、夫が遺した切ない約束を守って生きてきた。結婚してわずか3か月で夫を戦地に見送った別の女性は言う。「今も気持ちの整理がつかないの…」不条理な運命を背負った彼女たちが、肌身離さず持ち続けてきたものが、最愛の人の写真だ。石川県の遺族会では「戦争の記憶を風化させてはいけない」と、戦没者の遺影や遺品を集めて展示することにした。一枚の写真に込められた戦争の記憶と、遺族が歩んできた現実を見つめ直す。
(http://www.ntv.co.jp/document/)

その他、朝9時から NHK BS 1 で放送されるBS世界のドキュメンタリー「海から魚が消える日」の感想は本館の方で書くかもしれません。