アメリカ平和研究所シンポほか
今年の3月30日にワシントンの平和研究所 United States Institution of Peace で開催されたシンポジウム、Confronting the Legacy of the Past: Promoting Justice and Reconciliation in East Asia(「過去の遺産との対面—東アジアの正義と和解の促進」)における発表をPDFおよび音声ファイルで読む(聴く)ことが出来ます。『季刊 戦争責任研究』の第57号に、シンポのオーガナイザー吉田俊・西ミシガン大助教授(USIPシニア・フェロー)が「米国平和研究所シンポジウム」と題して紹介されています。
http://www.usip.org/events/2007/0330_japan.html
PDFファイルは日本側参加者(吉田氏の他尾山宏、荒井信一、笠原十九司、西野瑠璃子の各氏、荒井信一さんの紹介の中に "WWII Veteran" とあるのが印象的です)のものも含め英文ですが、音声ファイルでは多くの発表を日本語で聴くことができます。
また、10月1日にパリの現代史研究所 l'Institut d’Histoire du Temps Présent で行なわれたシンポジウム Penser les atrocités de l'armée japonaise durant la seconde guerre mondiale(「第二次世界大戦中の日本軍の残虐行為を考える」)の原稿も公表されています。このページから"Penser les atrocités commises par l'armée japonaise durant la Seconde Guerre mondiale"というタイトルのPDFをダウンロードすると、日本側発表者の原稿を英文で読むことができます。