3月22日づけエントリへのコメント

3月22日のエントリ、「マイ定義と無知をもとに「一次資料」の重視を叫ぶ国会議員」に対して「ROMですが」さんからコメントいただいていたのですが(というわけでもはやROMではなくなったさん、なのですが)、コメント欄の字数制限を超過していたため表示されておりません。せっかく情報提供いただいたのでこちらに転記させていただきます。ありがとうございました。

戸井田議員ですが、
公文書管理の在り方等に関する有識者会議
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/koubun/index.html
にも内閣府大臣政務官として参加しておられるようです。


第1回(3月20日)の議事録では、
>私自身もかつてこの公文書をあたる作業を自分自身でやったことがありました
という発言から始められていますが(苦笑)


「それと私もこの公文書の関連のことをやっていったときに、学習院大学のある先生から言われたんですけれども、あなたは一方的なその価値観でもって言うけれども、やはり公文書の管理というのはそうじゃないと。公平に扱っていくと、それが時代によって変わってくることもあり得るわけだから。そのことはやはり専門家の方々に任せていく必要があるなと、その話を聞いたときに私は率直に思いました。
 しかし、このことに関して、公文書の管理に対してお金をつぎ込んでいったとしても、絶対に国のマイナスになることはあり得ない、国民1人1人にとってもマイナスになることなんか絶対にない、私はそういうふうに思っていますので、ぜひ必要なものはぼんぼん言っていただいて、それがきちっと整備できるかどうかはまたその時代の人たちの責任なんだろうと思います。」


と、予想外にまっとうなご発言をされている印象を持ちました。とりあえず情報提供まで。

まあ、国会議員なら、この程度のことは人に言われるまでもなく持っていてもらいたい見識である、とは思いますが、ともあれ「まっとうなご発言」というのはご指摘の通りです。