武田倫和監督インタビュー

関連エントリ
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20090923/p1
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20091019/p1


映画『南京 引き裂かれた記憶』の監督武田倫氏のインタビューが10月30日号の『週刊 金曜日』に掲載されています。先日とりあげた朝日の「ひと」欄と似た趣旨のはなしも少なくないですが、紙幅に余裕がある分より詳しくはなっています。個人的な関心に照らすと、元日本兵は「反省や懺悔の気持ち」をもって証言するのではないかと思っていた、という監督の発言がよくも悪くも興味深いです。事前の予想と実態のギャップに積極的に切り込んでいけばドキュメンタリーとしてより優れたものとなったのではないかと思いますが、そうするために必要な時間がとれるだろうかといえば元日本兵の年齢が年齢ですから、難しいだろうとも思います。