本年もよろしくお願いいたします

正月早々、『ニューヨーク・タイムズ』や『エコノミスト』といった欧米のメディアが極右を極右と呼び、歴史修正主義歴史修正主義と呼ぶという、ジャーナリズムとして当たり前のことをしたことが、ちょっくら話題になっております。動かしがたい現実を否認しようと躍起になっているひともいるようですが、現在の日本のメディア環境ではかつての日本がどれだけの国を相手に、どれほどの規模の戦争を行ったのかを実感することすら難しいのかもしれませんね。しかし近現代史において、日本が「最も多くの人間を(直接、間接に)殺した国家」ランキングの上位に位置していること、殺害の対象を「他国民」に限定すればドイツと首位を争う国家であることは、もっと自覚されるべきことではないでしょうか。