旧満州・虎頭、日中共同調査
昨日の朝日新聞夕刊より。旧満州、虎頭要塞攻防戦の実態を調査する日中の調査団をロシアが受けいれることになった、とのこと。全滅した開拓団についての調査も行なわれるとか。ネット上では山陽新聞に関連する記事があった。
20年ぶり家族ら慰霊 満蒙開拓団の須田さん(赤磐)
27日訪中 「感謝伝える」
多くの中国残留孤児と死者を出した満蒙(まんもう)開拓団の一員で、数少ない生存者の1人・須田まさ枝さん(77)=赤磐市桜が丘西=が今月末から6月初めにかけ、約20年ぶりに現地を訪れる。集団自決して無念の死を遂げた家族らの慰霊の旅。「ここまで生きさせてもらったことへの感謝を述べたい」との思いを胸に27日、岡山を出発する。
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現地を訪れるのは1988年以来。関東軍が対ソ連戦に備えて旧満州に築いた「虎頭要塞(ことうようさい)」(虎林市)について調査、研究している岡山市の「虎頭要塞日本側研究センター」(岡崎久弥代表)の活動に、夫の昭明さん(80)とともに同行する。
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朝日の報道によれば、現地にはいまだ回収されていない遺骨が放置されているとのこと。虎頭要塞日本側研究センターのサイトはこちら。このサイトの記事を読んでいると、虎頭要塞とはちょっとした個人的な縁があることが分かった。続報に注意していきたい。