「証言記録」シリーズ放映予定

9月26日 (土) 午前8時00分〜 BShi
再放送:10月2日(金)午後4時00分〜4時43分 BShi
証言記録 兵士たちの戦争 「ガダルカナル島 最後の部隊 繰り返された失敗 〜名古屋・歩兵第228連隊〜」

ガダルカナル島。緒戦で広大な領域を支配下に収めた日本軍に対する米軍の本格的な反攻は、この島から始まった。日本軍は米軍に奪われた島の奪回を期し、数度にわたり繰り返し部隊を派遣。しかし敵の兵力を見誤り、補給も途絶えた部隊はその都度敗北を重ねていた。その最終盤の派遣部隊としてガダルカナル島に送られたのが228連隊だった。しかし228連隊はすでに派遣された部隊と同じ攻撃法を繰り返し、やがて補給が途絶えた戦場で兵士たちは飢餓や病に苦しめられていった。生存者たちの証言から、飢餓の島“餓島”とよばれたガダルカナル島の悲惨な戦場の実態を描く。

ガ島の戦いは子どもながらに旧日本軍のあり方に疑問をもつようになったきっかけの一つですので、少なからず思い入れがあります。


10月31日 (土) 午前8時00分〜 BShi
再放送:11月6日(金)午後4時00分〜4時43分 BShi
証言記録 兵士たちの戦争 「ベニヤボートの人間兵器 〜震洋特別攻撃隊〜(仮)」

昭和19年、敗色濃くなった戦局を打開すべく、海軍は秘密兵器「震洋」の“特攻隊”を編成する。しかし、“太平洋を震撼させる”と名づけられたその兵器の実態は、250キロの爆薬を搭載したモーターボートだった。搭乗員の多くは戦闘機乗りを志していた若者たち。また、ベニヤ製の艇に重い爆薬を積み、自動車のエンジンを動力とする震洋には整備中の爆発事故が相次ぎ、多くの兵士が出撃前に命を落とした。戦争末期に行われた“水上特攻”に迫る。