チンピラ議員よりそれをきっちり追い込めない野党とメディアが問題

自民党の鬼木誠議員の国会質疑が話題になっています。
http://buzzap.jp/news/20150416-oniki-nhk/
本来なら、この議員のような自由と真理に対する“無能な敵”はありがたい存在であるはずなのですが、野党とマスメディアにこのデタラメを追及する力がないばっかりに、この程度の男でも自由の真理の破壊者として振舞うことができてしまうわけです。


ところで、こういうニュースについて中国や DPRK を引き合いに出して「皮肉」を言おうとする人々がいます。そうした振る舞いは民族差別を孕んでいるうえに、自らが暮らす社会の問題として直視することを妨げるのでやめるべきだ、という批判は誠にもっともなのですが、他方で日頃中国や DPRK を散々非難している人間の中に鬼木議員の主張を支持する者が多数いる、という事実そのものはやはり注目に値するものでしょう。彼らが中国や DPRK を嫌う真の動機がなんであるか、を明らかにしているからです。