もう9年経つんですけど……

自分が担ぎだした田母神俊雄と選挙資金をめぐって泥試合を続けているチャンネル桜の水島社長。しかしカネのはなしとなると気になりますよね。映画『南京の真実』はどうなったのか? と。久しぶりにホームページをチェックしてみたら、「ご支援の状況」こそ「平成27年6月1日現在」の情報にアップデートされているものの(ただし、もう何年も金額に大きな動きはありませんが)、それ以外でもっとも新しい情報は「平成20年12月25日」に蘘國神社遊就館での上映が終了したという告知。「スタッフブログ」の一番新しい記事は4年前の「映画「南京の真実」第二部・検証編の製作状況 及び 中国の情報戦について H24/12/14」。

1937年の南京陥落からちょうど75年となった12月13日放送の「桜プロジェクト」にて、映画「南京の真実」第二部製作の進捗も含め、中国を相手とする情報戦の現状などについて監督・水島総から御説明するとともに、日中問題研究家の松尾一郎氏に、「南京事件」に関する研究分析についてお伺いしました。

掲示板の方も昨年は一つのスレッドも立たず、2013、14年はそれぞれ1つだけスレッドが立ったもののコメントはゼロ、12年はスレッド一つにコメント1つだけ。かろうじて掲示板らしかったのは2009年までですね。このスレッドとか、懐かしさすら感じますw
来年には80周年を迎えることになるわけですが、三部作完結どころか第二部が完成する気配すらありません。田母神俊雄と同じ第一回のアパ懸賞論文で佳作に入賞した諸橋茂一にもこんなことを書かれています。

13.(「南京の真実」3部作を作ると水島が言って3億数千万円を集めた。そして、5〜6,
000万円かけて第一部作だけを作った。残りの約3億円はどうしたのですか?」と諸
橋が発言した事に対して)
「(「南京の真実」第一部作を作るのに)5〜6,000万円であの映画が作れるか!2
億3,000万円掛かった。」「こういうデマを平気で飛ばす。(諸橋は)ありもしない
事を言った。(諸橋は、私=水島を)誹謗中傷したとんでもない人物」(である。)(水島
がその様に主張するのであれば、水島は、「南京の真実」第一部作の製作費内訳を、全
ての領収証を含めて支出内訳を明らかにしなくてはいけません。) 
(http://moro1188.exblog.jp/25600691)

右派論壇ではふたたび南京事件否定論を盛り上げようとする動きもあるようですけど、盛り上がれば余計に未完成の映画に注目が集まることになるんじゃないでしょうか。