K-Kさんの『七人の死刑囚』試写会レポート

「南京事件資料集」のK-Kさんが『南京の真実 第一部 七人の死刑囚』の試写会(東京)に参加されたとのことで、レポートを投稿しておられます。

 ただし、花山『平和の発見』では、松井が、南京での日本軍の振る舞いを恥じていたこと、慰霊祭で部下の暴行行為などに対し泣いて叱ったことなどについては、まったく触れていませんでした※。否定論としては、非常に稚拙な手法だと思われます

南京事件ではお恥しい限りです」で始まる例の一節についてなにかしらそれらしい釈明を展開できない限り、南京事件の否定をもくろむ映画が刑死直前の松井石根をとりあげる意味は皆無と言ってよいと思うのですが、水島監督はもっとも安直な道を選んだようです。