「史料読め」コース、3名様ご案内!
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とりあえず日本語で公刊されているものだけをリストアップ。
- 洞富雄編、『日中戦争南京大残虐事件資料集 第1巻 極東国際軍事裁判関係資料編』(青木書店)
- 洞富雄編、『日中戦争南京大残虐事件資料集 第2巻 英文資料編』(青木書店)
- 南京事件調査研究会、『南京事件資料集 1 アメリカ関係資料編』、青木書店
- 南京事件調査研究会、『南京事件資料集 2 中国関係資料編』、青木書店
- 南京戦史編集委員会、『南京戦史資料集I』、偕行社
- 南京戦史編集委員会、『南京戦史資料集II』、偕行社
- 小野賢二ほか、『南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち―第十三師団山田支隊兵士の陣中日記』、大月書店
- 井口和起ほか、『南京事件・京都師団関係資料集』、青木書店
- 石田勇治編訳、『ドイツ外交官の見た南京事件』、大月書店
- 高橋正衛編、『続 現代史資料 6 軍事警察』、みすず書房(第十軍法務部の陣中日誌を収録)
- 小川関治郎、『ある軍法務官の日記』、みすず書房
- ミニー・ヴォートリン、『南京事件の日々ーミニー・ヴォートリンの日記』、大月書店
- ジョン・ラーベ、『南京の真実』、講談社文庫
金を出すか図書館に行けばこれだけの数の資料集にアクセスできるというのは、一つの都市(とその周辺)での数ヶ月間の出来事としてはむしろ稀なことなんじゃないかな?
これ以外にも、南京事件についてのちょっとした記述を含む一次史料で書籍化されているものはいろいろある。畑俊六(当時、陸軍教育総監)の日誌、石射猪太郎(当時、外務省東亜局長)の日記など。それから、公刊されていない一次史料もその一部は「アジア歴史資料センター」でオンライン閲覧できる。
さらに範囲を広げれば、旧軍人を含む少なからぬ回想記が南京事件の史実性を裏付けているし、ここではあえて具体的には紹介しないが、中国人生存者の証言もいくつか和訳され出版されている。日本語のものに限定しなければさらに「証拠」は増える。
せっかく紹介したんだから、お三方には是非ともすべて吟味していただいて感想をお聞きしたい。