2006-11-23から1日間の記事一覧

『ヴェトナム戦場の殺人』

デイヴィッド・K・ハーフォード、『ヴェトナム戦場の殺人』、扶桑社ミステリー MPを主人公とした短編3本を収めた短編集で、著者はMPとして68年から69年までヴェトナムに従軍したという経歴の持ち主。戦場を部隊としている点を除けばまるまるミステリのプロッ…

北博昭『日中開戦―軍法務局文書から見た挙国一致体制への道』、中公新書

旧陸軍が「空襲軍律」を制定した経緯について紹介しておられるbat99さんのエントリで言及されている、『軍律法廷―戦時下の知られざる「裁判」』(朝日選書)の著者、北博昭氏の日中戦争論。副題が示すように、『支那事変海軍司法法規』という海軍法務部の内…