1937年7月7日…

今日は盧溝橋事件から70年という日にあたる(ただし、支那駐屯軍歩兵第一連隊の牟田口連隊長が攻撃を命令したのはすでに8日になってから)わけだが、新聞のテレビ欄をみる限り特にこの事件を特集した番組などは予定されていないようだ。
現代史家は盧溝橋事件を偶発的なものとすることでほぼ一致しているし、現地では停戦協定まで結ばれているので、シンボリックな意味あいは別として、日本側の動きとしてはむしろ11日の北支への派兵決定(ただし内地の師団が動員されるのは27日)、近衛内閣の「重大決意」表明の方が実質的な意味は大きいだろう。もちろん、11日にもこれといって特集番組などは放送されないのだろうけど。