否定論に与する?自衛隊空幕長

碧猫さん("Gazing at the Celestial Blue")のエントリ、「自衛官の皆様って、ああいう訓話を聞かされるのかと驚いてしまった」で紹介されている朝雲新聞社の ASAGUMO NEWSの記事より。

また、田母神空幕長も壇上に立ち、近代日本の成り立ちから戦後までをアジアや欧米列強の情勢を交えて訓話東京裁判やいわゆる南京大虐殺にも触れながら戦後教育の危うさや自虐史観を指摘するとともに、国家にとっての教育の最重要性を訴え、部隊において若い隊員の教育に当たる准曹士先任らを激励した。

同じ4月3日付けの「朝雲寸言」には次のような一節がある。

「将軍たちは過去の戦争を戦う」という格言がある。イラクについて言えば、パウエル統参議長がベトナムの経験を踏まえ兵力の集中投入によって湾岸戦争を戦ったのに対し、ラムズフェルド国防長官は、湾岸戦争の経験を排してイラク戦争を戦い、最小限の兵力によるサダム政権の転覆に成功したがその後の統治に失敗した。

空幕長はラムズフェルドに習おうとしているのだろうか…