国会で『南京の真実』試写会

TBS系の NEWS23 で紹介されていた件。映画『南京の真実 第一部 七人の死刑囚』の試写会が国会内の講堂で本日行なわれたとのこと。しかし不思議なことに「反日的な映画」として糾弾するという趣旨ではなかったらしい。映画を見た平沼赳夫議員は賞賛のコメントを述べていたし。その他名前が挙がったのは中山成彬稲田朋美など。おかしいなぁ。日本の同盟国たるアメリカに喧嘩を売る内容の映画が反日的じゃないのかぁ…。
同じ日に日本マスコミ文化情報労組会議日本ジャーナリスト会議が「映画「靖国」と表現の自由を考えるシンポジウム」を開催したこと、日弁連および東京の3弁護士会が記者会見して4月23日に『靖国』の一般向け試写を行なうと発表したこと(千代田区弁護士会館、定員200人とのこと)などが報じられていました。


追記:TBSの「NEWSi.」より。平沼センセは「私も前からいろいろ調べていましたから、それをちゃんと忠実に映画にしてたなという感想を持ちました」とのことだが、「南京事件ではお恥しい限りです」ではじまる松井大将の最期の言葉をネグったことはどう思ったのかな? 島村宜伸センセは『靖国』について「…全くド素人が作った興味本位の映画としか思えなかった」と批評なさってますが、普段どれくらい映画をご覧になっているのか、優れたドキュメンタリー映画としてどのような作品を念頭においての批評なのかが気になりますね。