Bill Guttentag氏、KSFOラジオに登場(追記あり)

南京の真実 情報交換掲示板」でたいへん有益な情報を教えてもらいました。映画 Nanking の監督、Bill Guttentag氏が1月20日アメリカのラジオで自作について語っています。mp3をダウンロードして聞くことができます。手順はちょっとややこしいのですが、まず
http://www.ksfo560.com//Article.asp?id=534876
にアクセスし、「Select a day」で「Sunday」をチェック、都合のよいプレーヤーを選択し、「Choose a specific hour」で「4 p.m.」を選択し「go」をクリックします。あとは「Right click to download an MP3 of this hour (Mac users CTRL-click)」でローカルディスクにダウンロードできます。Guttentag氏登場のコーナーは開始6分半くらいから始まります。
アーカイヴには1週間だけ残されているようですので、1月27日までにダウンロードする必要があります。


これから聞きますので、後ほどまた追記するかもしれません。


追記:視聴者数人からの質問を含めて50分以上にわたる本格的なインタビューでした。日本での公開が実現していないことに関連して、インターネットでストリーミング公開する計画があると語っていました。「反日映画ではなく反戦映画である」という、これまでも語ってきた制作意図が改めて強調されていました。もちろん、監督の意図と実際に映画が観客にどのような印象を与えるかは別問題です。しかし年配の女性と思われる視聴者が「日本人のサイコロジー」云々という質問をした際に、改めて「これは日本民族に対する非難ではない」といった趣旨の回答をしています。つまり、この映画をすすんでみるような、リベラルな欧米人にとっては、たとえ南京事件を題材にする場合であれ、本質主義的な「反日」というスタンスは受け入れがたい、という共通了解があるということでしょう。日本の否定論者がなかなか理解しようとしない点の一つであります。
南京事件否定論者の存在が、「慰安婦」問題に対する安倍前首相の態度とも絡めて何度か話題にされていましたが、Bill Guttentag氏は日本の声も一枚岩ではなく、真実を明らかにすることに努力している日本の市民もいる、ということをアピールしています。水島監督の『南京の真実』にも言及されていましたが、Guttentag氏からそれを聞かされた司会者の反応は「そりゃ観るのが楽しみだw」って感じでした。しかし実は「三部作」で、第一弾だけでも上映時間が3時間と知ったら…