それにしても・・・

追記:コメント欄でのhigetaさんのご指摘を受けて、当初のエントリ内容全体を(  )にくくることにしました。調査の結果、いずれにしても近年の公開であったことが判明すれば(  )を外すことにします。


インパール作戦ノモンハンガダルカナルに関する史料が続けて公開されたのが偶然なのか理由があるのか知らないが、そしてこれら新規に公開される資料が従来の戦史に見直しを迫るほどの史料価値をもつものなのかどうかはもちろん現時点で私にはわからないわけだが、それにしても旧日本軍の失態を代表する3つの戦闘について当事者が作成した資料が戦後60年以上非公開だったというのは、考えてみれば大変なことではないのか? アジア・太平洋戦争を語るうえでも、自衛隊のあり方を考えるうえでも、防衛政策を考えるうえでも、これら3つの戦いについて知りうる限りのことを知ることは必須ではないのか? これらの戦場で命を落とした将兵の遺族にとっても、自分の家族がなぜ、どのように亡くなったのかを知る手がかりを奪われてきたことになるわけである。)