東中野修道の敗訴確定
MSN産経ニュース 2009.2.5 「南京事件研究書で賠償確定」
南京事件の研究書で事件の被害者とは別人と指摘され、名誉を傷つけられたとして、中国人の夏淑琴さんが、著者の東中野修道・亜細亜大学教授と出版元の展転社に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(涌井紀夫裁判長)は5日、教授と同社の上告を退ける決定をした。東中野教授と同社に計400万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。
単に時間の問題に過ぎなかった、予想通りの結果ですが。
しかしこの判決にもかかわらず、日本が南京事件否定論やホロコースト否定論に対して非常に甘い社会である、ということは否定しがたい事実です。ウィリアムソン司教の発言(およびヴァチカンによる破門撤回の決定)に対する欧米社会の反応と比較すれば明らかなことですが。