2009-05-21 高学歴兵士をめぐって 文献紹介 福間良明、『「戦争体験」の戦後史 世代・教養・イデオロギー』、中公新書 読んでいてどうもデジャ・ヴュ感が拭えなかったのだが、読み終わってしばらくして原因が判明。 高田里惠子、『学歴・階級・軍隊 高学歴兵士たちの憂鬱な日常』、中公新書 今改めて目次を比較してみると両者は対象としている期間も違っていたりするのだが、どちらも『きけ、わだつみの声』の分析(その編集史や受容史を含めて)が柱のひとつとなっているので「どうも最近読んだような・・・」という気がしたのだろう。機会があったら併読して比較してみたい。