五十歩百歩どころではなく

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大学生がぽろっと自分のカンニングについてネットでつぶやいてしまうことと、アカポスもってる研究者(特に人文・社会系の)が公然と歴史修正主義レイシズムを容認してしまうこととを比較するなら、言うまでもなく後者の方が許し難いことである。前者はたかだか自分自身とカンニングに加担した友人に不利益になることでしかないのに対し、後者はこの世界を支えている信を掘り崩す企てに加担する(しかも、たいていの場合そうしているという自覚すらなしに!)ことだからである。
ネットどころかオモテの社会でも歴史修正主義が放任されていることをなんとも思わないのにカンニングをうっかり自白しちゃう学生が許せない、なんてのはもう物差しが狂っているとしか言いようがないし、そんな歪んだ物差しの持ち主を論壇時評に登用する朝日新聞サヨクだとかいった悪い冗談は頼むからやめてほしい。