これまでのまとめ

Welcom to this crazy time! この tdam の世界へようこそ〜
というわけで、これまでの id:tdam の発言およびそこから論理的に帰結する命題から彼の主張をまとめてみました。

自然言語による推論では、ある命題からその対偶を導くことはできないが、裏を導くことはできる(あるいは、必要条件と十分条件の違いに関して間違っているのは俺じゃない、世界の方だ!)。
・「正当性(不当性)」と「合法性(違法性)」とは異なる概念であるが、置換可能である。
・近代は「法に明記されたもののみが違法となる価値観」が支配する時代であるが、1937年冬の南京における日本軍は中世(ないしそれ以前)にタイムスリップしていた。
・敗残兵に「便衣兵」という疑いをかけて裁判なしに処刑することは不当であるが正当である。
・「虐殺=違法な殺害」以外の「虐殺」の定義の可能性についてはこれっぽっちも検討したことはないが、「虐殺=違法な殺害」を自明視してはいない。
(以下追記)
・インチキ裁判でどうせ死刑になるようなら裁判なしで殺してかまわない。
・専門の研究者の主張とネットの匿名の主張は等しい価値を持つ。
・自分の主張の論理的帰結であっても、それを口にしない限りは主張したことにならない(ないし、自分の二つの主張の論理積には責任を持たなくてよい)。
・自分の主張とは異なる主張が存在することを認めたり、異なる主張を採用するという仮定で考察をすすめると「自己矛盾」を起こしたことになる(参照)。
・近代は「法治主義」の現代とは違って「倫理概念主義?」であるが、同時に「法に明記されたもののみが違法となる」ところの「法律主義」である。