安世鴻写真展@新宿ニコンサロン、6/26 (火) からとりあえず開催

すでにほとんどの方がご存知とは思いますが。元従軍「慰安婦」をテーマとしてきた写真家、安世鴻氏の写真展について、ニコンが一方的に開催中止を言い渡した件につき、東京地裁が開催(形のうえでは、施設の使用を承諾すること)を命じる仮処分決定を出しました。開催予定日は来週の火曜日に迫っているのですが、異議を申し立てているニコン側の対応が注目されます。グランドプリンスホテル新高輪のように仮処分を無視するのか、どうか。また、大阪でも予定されていた写真展はどうなるのか。ニコンサロンHPの「写真展スケジュール」ページではいまだに「安世鴻写真展は諸般の事情により中止することとなりました」云々の告知が出たままです。
(追記:本日確認したところ、「東京地方裁判所から、「ニコンサロンを安世鴻氏の写真展のために仮に使用させなければならない」との仮処分が発令されましたので、これに従って、安世鴻氏に対し新宿ニコンサロンを仮にご使用いただくことといたしました」という告知がなされていました。予定通り明日から開催されるようです。ただし、「(現在、東京地方裁判所保全異議申立中です)」と付け加えるのを忘れていませんでしたが。)
それにしても、世界市場を相手にビジネスを行なっている企業が、なぜかくも内向きな振る舞いをするのか、まったく理解できません。