種明かしのし甲斐のない人々(追記あり)

先日のエントリ「こちらの振り付け通りに踊ってくれる人々」であれだけ丁寧にこちらの仕掛けを解説しておいたのに、まだ食いついてくれるありがたい人々がいます。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/Apeman/20130511/p1
ご厚意には応えねばなりますまい。


id:gimonfu_usr

工員募集→警察経由で日本軍俘虜収容所事務所 陸軍中尉供述(所長クラス?) 特殊例か、常習的事例かお聞きしたいのです。http://www.powresearch.jp/jp/archive/camplist/gaichi_index.html http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/rn/senji2/rnsenji2-148.html2013/05/11

だから、なんでこのエントリの引用箇所だけを問題にするわけ? 「お聞きしたい」というなら、最低限5月1日に始まった一連のエントリで所在を紹介した資料くらい読破しようよ。すなわち「政府調査「従軍慰安婦」関係文書資料」、それから『季刊 戦争責任』の第3号、5号、7号、9号、66〜68号、70号、73号、77号です。これらを読破すれば「特殊例か、常習的事例か」について、あなたなりの結論に達すると思いますよ。どうせ私が「地域によっては常習的事例だった」と言っても信じないんでしょ?
なお、これは刑事裁判ではないので、「疑わしきは罰せず」という原則は無関係です。まして国家犯罪ですからね。そこんとこ、間違えないように。


id:mido1903

どう考えても人さらいだけど、軍のどの程度の組織的関与があったのかわからない以上はなんとも。2013/05/11

だから、なんでこのエントリの引用箇所だけで結論を出そうとするわけ? 最低限5月1日に始まった一連のエントリで所在を紹介した資料くらい読破しようよ。すなわち「政府調査「従軍慰安婦」関係文書資料」、それから『季刊 戦争責任』の第3号、5号、7号、9号、66〜68号、70号、73号、77号です。これらを読破すれば「どの程度の組織的関与があったか」について、あなたなりの結論に達すると思いますよ。どうせ私が「ハイレベルの組織的関与があったケースもあるし、そもそも慰安所制度自体が軍中央の主導でつくられたもの」と言っても信じないんでしょ?


id:Usus_magister_est_optimus_t

書証番号三五三の文書を読めば「工場ノ設立ヲ宣伝シ四方ヨリ女工ヲ招致シ」たのが軍や官憲だということがわかるのかな?それとも引用された文だけで軍や官憲が主体であることが自明なのかな?2013/05/11

だから、なんでこのエントリの引用箇所だけで(以下略)。


id:unaken

あのさ、「日本軍が組織として命令し、人さらいをした」っていうのが、貴方がたの主張だったよね。だったら人さらいなんか軍の中で問題にならないわけだろ?でも、当時軍の中で問題として扱われている。意味わかる?2013/05/11

いや、わからないです。まずもって「日本軍が組織として命令し、人さらいをした」というのは“私たち”の主張じゃないですし。それに、あのエントリで紹介されているのは東京裁判極東国際軍事裁判)関係文書「A級極東国際軍事裁判記録(和文)(NO.一六)、(NO.五三)、(NO.五四)」なんですが、それをどう解釈したら「当時軍の中で問題として扱われている」ことになるんですか? ぜひともコメント欄にて詳しい解説をお願いしたいところです。
念のため伺っておきますが、「東京裁判」って知ってますよね? 東京地裁が判決下したんじゃないですよ?


トリはやはりこの方につとめてもらいましょう。
id:m-matsuoka

20万人強制連行した証拠はマダ?これが慰安婦問題の証拠となるなら、朝鮮人による犯罪の記録は朝鮮人達がすさまじい平時性暴力を振るっている問題の証拠ということだな。2013/05/11

それじゃ、まずは敗戦時に日本軍と日本政府が焼却した文書を全部そろえて提出してね。
そうそう、君はまだ「法が無かった当時のシナに、法秩序を作ろうと苦心したのが日本軍」だというご高説の「証拠」をなにひとつ出してないよ。いつまで待たせんの? 他にもいろいろ宿題が溜まってるわけだけど。


追記:メタブを見逃してました。

m-matsuoka ( ◕ ‿‿ ◕ ) 慰安婦問題
idトラックバックを省略)←組織に属している人間が起こした事件と組織が起こした事件を混同させるのが捏造派の手口だと改めて判りますね。2013/05/11

でかい口は最低限「政府調査「従軍慰安婦」関係文書資料」、それから『季刊 戦争責任』の第3号、5号、7号、9号、66〜68号、70号、73号、77号を読破してから叩こうね。
それから、m-matsuoka さんは、例えば公務中の警察官から拷問を受けてもその警官個人を恨むだけで、国家賠償を求めたりはしないんでしょうね。