書いた、と思ったらこんなシロモノだった

2日遅れの7月9日に朝日が盧溝橋事件に言及した社説を書いたのはいいんですが、その内容がすこぶるよろしくない。「国家間に横たわる歴史は、どちらか一方が独占できるものではない」だの「歴史にこだわるならば、検証に値する当時の経緯を、日中の共有資産とするよう目指せないものだろうか」だのと大風呂敷を拡げる暇があったら、産経や読売との「共有資産」を作り上げる努力をしたらどうですか? 「慰安婦」問題については保守・右派メディアからさんざん「元凶」呼ばわりされながら逃げの姿勢に徹し、「百人斬り」についても訴訟を起こされるまでは「我関せず」を貫いてきた朝日新聞。その不作為が「日中の共有資産」形成を阻害しているという自覚はないんでしょうか?