第十一回「真の近現代史観」懸賞論文、結果発表

昨日10月10日付で、アパの第十一回「真の近現代史観」懸賞論文受賞作と、新たにつくられたアパ日本再興大賞のノミネート作品が発表されました。後者は賞金が1,000万という大盤振る舞いです。
「真の近現代史観」の最優秀賞は「文明工学研究家」という“独自研究”臭ぷんぷんの肩書を持つ草間洋一氏の「近世日本のダイナミズム―日本文明を再考する―」、学生部門の優秀賞が『「選択と集中」から「分散と底上げ」へ –富饒な大国日本を再興するために』で、どうも「アパ日本再興大賞」を盛り上げるべく選ばれた感があります。他方、「いまさら?」という感があるのが社会人部門で優秀賞を受賞した高橋史朗(「WGIPの源流と後遺症」)です。その他松木國俊松原仁といったおなじみのメンバーがお小遣いをもらっています。
アパ日本再興大賞のノミネートは元日本会議専従の江崎道朗、いま話題の小川榮太郎、そして「真の近現代史観」最優秀賞受賞歴のある高田純、の3人です。本命はやはり江崎でしょうか。大学にポストを持つ高田はともかく、あとの二人にとって1,000万というのは相当にありがたい賞金額でしょう。