新年を迎えて

2006年の8月に開設してから、この別館も4年目を迎えることとなりました。当初は南京事件(否定論)が主要なテーマであったのに07年には従軍「慰安婦」問題についての、昨年は沖縄戦(「集団自決」)についてのエントリが増えたわけですが、これは私の関心の内的な変遷というより現実社会での動きに対応したものでした。アジア・太平洋戦争がいまの我々に無縁な、遠い過去の出来事でないことが実感できます。目を海外に向ければ、チベットやガザの現況も、第二次大戦がなければ(そしてホロコーストや中国革命がなければ)ずいぶんと違っていたはずです。今後も当サイトは過去にこだわることによって未来を考えたいと思います。