(放送予定)「ポル・ポト政権 大量虐殺の真相」

BS20周年選 「シリーズ 20世紀 負の遺産を越えて」より

  • 6月23日 火曜深夜[水曜午前] 0:10〜1:00 「ポル・ポト政権 大量虐殺の真相 〜元幹部・兵士たちの証言〜 前編」
  • 6月24日 水曜深夜[木曜午前] 0:10〜1:00 「ポル・ポト政権 大量虐殺の真相 〜元幹部・兵士たちの証言〜 後編」

カンボジアでは、1970年代後半、ポル・ポト政権による虐殺や強制労働で150万以上が死に追いやられた。2006年、その罪を問うため、国連とカンボジア政府によって特別法廷が設置された。
元幹部の高齢化が進み、大虐殺の責任追及が危ぶまれる中、フランス人ディレクターがキュー・サムファンをはじめとするポル・ポト派の元幹部、さらにはすでに死亡した幹部の遺族たちへのインタビューに成功。その証言をもとにポル・ポトの時代を振り返りながら、現代史に残る大虐殺の真相を暴いていく。(全2回)
(http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.html#090623)

ポル・ポト派による大量殺害に関連して、6月17日の朝日新聞(大阪本社)朝刊が「ポル・ポト時代 副読本配布」と題して、以前にとりあげた副読本の配布が始まったことを伝えています。英語版もすでにオンラインで公開されていますが、日本語版は "Coming Up" だそうです。副読本の著者による "Genocide Education in a Global Context: A Comparative Study of the Holocaust and Khmer Rouge Regime" という論文も公開されています。