ポル・ポト派元幹部逮捕

asahi.com 2007年09月19日 ヌオン・チア元議長を拘束 ポル・ポト派特別法廷

 70年代のカンボジアで国民の大虐殺に関与したポル・ポト政権の元幹部らを裁く特別法廷の係官らが19日、ヌオン・チア元人民代表議会議長(81)の身柄を同国西部パイリンの自宅で拘束した。捜査判事の取り調べを受けるため、プノンペン近郊の同法廷に移送されるとみられる。
(中略)
 昨年7月に設置された特別法廷では、今年7月に検察官が元幹部ら5人の本格捜査を捜査判事に要請。すでにカン・ケク・イウ元収容所長が取り調べを受けており、残る3人の身柄も近く拘束されるとみられる。

カンボジア特別法廷(ECCC)のサイト(英仏カンボジア語)はこちら。この記事では触れられていないが、容疑は"crimes against humanity and war crimes"。日本は裁判所の設置費用の3分の1以上を拠出しているが、これこそ“日本らしい”国際貢献のあり方の一つだろう。