ソトマイヨール米最高裁判事候補、日系米人の強制収容を批判

AFP BBNews 2009年07月15日 「ソトマイヨール次期米最高裁判事、日系人強制収容を非難

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 上院司法委員会で4日間にわたり行われる公聴会の2日目、ソトマイヨール氏は、日系人を米西部の強制収容所へ収容することを命じた1942年の大統領令の正当性を支持するとした、1944年の米高裁の判断を「間違った決定」だと断言した。

「個人を人種のみにもとづいて拘束・逮捕できるとする決定を米政府が適な措置だと見なしていたとは、信じがたい。判事は法律と憲法に基づいて裁定すべきで、恐怖によって裁定すべきではない」

 また、ソトマイヨール氏は、2001年の9.11米同時多発テロ後にジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領がとった一連の措置への明白な批判は避けたものの、テロのあとでも個人の権利の重要性に対する自分の信念は変わっていないと強調した。
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産経新聞的には「反米」「自虐」な最高裁判事の誕生ということになりましょうか。
この記事では日系人の強制収容に言及した脈絡がややわかりにくいのですが、元になった英文の記事を読むと9.11後のアメリカ政府による「一連の措置」への見解と関連づけられた発言のようです。