2011-01-05 「レクチャー 第一次世界大戦を考える」シリーズ新刊 文献紹介 昨年2冊が刊行された人文書院の「レクチャー 第一次世界大戦を考える」の新刊2冊がまもなく刊行されるようです。 山室信一、『複合戦争と総力戦の断層 日本にとっての第一次世界大戦』 藤原辰史、『カブラの冬 第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆』 当ブログでは第一次大戦をとりあげることは滅多にありませんが、前者は「日本にとっての第一次世界大戦」というサブタイトルが関心をそそります。また、ナチスは第一次大戦の“反省”を踏まえて第二次大戦では本国国民の生活安定に注力したわけですが、それをホロコーストの要因(の一つ)と考える研究者もいます。