「鉄条網とアメとムチ」(放送予定)

福島第一原発の事故が大変な厄災を及ぼしているが、これまでの基地政策は交付金漬けの原発推進政策と驚くほど構図が似ている。政府は震災の陰に隠れるように名護市辺野古普天間の代替基地建設方針を固めた。今、普天間移設問題は大詰めを迎えている。震災後の状況下、一説には1兆円とも言われる代替基地建設費支出は本当に必要なのか。そして、莫大な国費(交付金補助金)を梃子に民意をねじ伏せて来た「アメとムチ」と言われる政府の基地政策は、住民に何をもたらしたのか。町の83%を米軍基地が占め、膨大な補助金を獲得した嘉手納町と、普天間の代替基地受け入れを拒否して交付金の支給を断たれた名護市。そして、米空母の艦載機受け入れを巡って政府にムチを振るわれた山口県岩国市。米軍基地問題で苦悩する街をリポートする。
(http://megalodon.jp/2011-0711-1328-27/www.ntv.co.jp/document/)

強調は引用者。