早くも予想が的中!

全然嬉しくない的中ですけどね。

「維新の会」が歴史教育をターゲットにするのもそう遠いことではないだろう、と思わされる。
(http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20120422/p1)

この予想ですが。

 橋下徹大阪市長松井一郎大阪府知事は、子どもたちが近現代史を学ぶ施設を大阪府市で設置する検討に入った。橋下氏は10日、代表を務める大阪維新の会大阪市議らに対し、「新しい歴史教科書をつくる会」や元会員らによる教科書づくりに携わった有識者らに意見を聴く考えも示した。


 橋下氏は9日、維新の会と公明の両市議団幹部と非公開で協議。出席者によると、橋下氏は「中国などに比べ、日本の子どもは近現代史がしっかり勉強できていない」と主張。その上で、歴史観や事実認定で意見が分かれる近現代史について「子どもらが両論を学べる施設」をつくる考えを明らかにしたという。


 10日には複数の維新市議団幹部と再度協議し、展示内容などについて、扶桑社版や育鵬社版の歴史教科書編集に関わった有識者から助言を受けることで一致。近く、同市議団幹部が有識者に協力を依頼するという。

こういうことには財布のひもが緩いんですなぁ。
穿った見方をすると、「新しい教科書をつくる会」の元副会長である高橋史郎が提唱する「親学」をベースとした条例案が早々にポシャってしまったので、大急ぎでその埋め合わせをする方法を考えたということかもしれません。大阪の有権者は人権と真実を犠牲にしてなにを手にすることになるのでしょうね。