(放送予定)「模擬原爆 〜パンプキンが落ちた町〜」
終戦間近の1945年7月、大阪市東住吉区田辺にある爆弾が投下された。長崎に落とされた原爆とそっくりの形と大きさの“模擬原爆”で、米軍が投下の訓練をしていたのだ。丸い形でオレンジ色だったため、この爆弾は「パンプキン」と呼ばれていた。この町に住む児童文学作家・令丈ヒロ子さんは、実話をもとに小説を書き、「戦争って何やろ」「なんで原爆が使われたんやろ」と問いかける。身近にあっても見過ごされていた戦争の傷跡を伝えるとともに、米軍文書の調査をつうじて、模擬原爆についての歴史的な検証を進める。
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